今回は、仙腸関節痛への評価からマニュアルアプローチです。
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私の腰痛はだいたい仙腸関節痛由来です。仙腸関節痛のポイントとかあるんですか?
痛みの場所ですね。もちろんその仙腸関節付近に出るっていうのはそうなんですけどもだいたいこう指1本で痛い場所が指せるというのがあります。
もちろん、腰痛は複合しているので「この辺が痛いです」っていう人もいまずが、どこが一番痛いですかと聞くと「ここですね」っていうように痛みの場所を指して言われることが多いです。
あとは、荷重時痛です。「体重かけると痛い」「体重かけると痛いくて歩けません」というのもあります。また、評価でも使いますが、骨盤を安定させる。骨盤を外部から圧迫かけたりすると痛みが減るというのも特徴の1つです。
組織の損傷や、いわゆる肉離れがある場合は、圧迫を加えたところで炎症してるので痛みは減らないんですよ。
仙腸関節由来の場合、骨盤の安定性を高めてあげると痛みが減ったりするので、それで評価をしたりとかします。
仙腸関節痛の評価
まずは、仙腸関節痛への評価をしていきます。
ヤコビー線を下ったところにPSISがあります。ここから指3本下ぐらいまでが、PIISなのでこのラインで触診をしていきます。
痛みがポイントではっきりしてます。
屈曲とか伸展とかで痛い動きありますか?
屈曲の方が、痛かったり違和感あったりやりにくさを感じます。
そしたら、骨盤を側方からグッと押さえます。そのまま屈曲と伸展をしてもらい痛みをみていきます。こうやって変化があるかないかで、どこを痛めているかというのを除外していきます。
「これ痛くないんだったら炎症はないんだ」とか「骨盤安定して良くなるんだったら仙腸関節かな」っていうような感じで確定をしていきます。
ただ、まだ決まったわけじゃないです。
今度は仰向け寝てもらって、パトリックテストとかゲンスレンテストというものをやっていきます。
足を反対の膝の上に乗せて4の字にします。この状態で、足を開いた時に痛みが出るかどうかを確認していきます。骨盤を止めてやるとどう変化が出るか確認します。
次に、膝を抱えた状態で反対の足を下ろしていた時に痛みが出るかを確認します。そして、骨盤を抑えてやりますね。
これが、有名な仙腸関節痛に対する評価になります。
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仙腸関節痛のマニュアルアプローチ
腸骨稜を持って、もう片方の手で痛かったところに指を当てます。
左手の人差し指と押さえているところ をグーッと近づけます。今度は、ここと人差し指同士を離すようにします。
近づける。離す。近づける。離す。
本来は、反対側からやります。ちょっと今見えやすいようにやったんですけど、こういった形で骨盤を回すような感じで痛い部位に近づけていきます。
そうすると、靭帯がよって伸ばされて、よって伸ばされてという感じで靭帯の機能が回復してきます。水分を集めて水和作用を促して靭帯機能を回復させているっていう感じです。
この状態を安定させなきゃいけないんですよ。この靭帯に緊張を与えているのがハムストリングスなんです。なので、ハムストリングスをトレーニングを行うとやっていくと再発予防になります。簡単に言うとブリッジしてちょっと足を離してこんな感じね。左だけやりやすいですね。刺激を与えてあげると仙腸関節が安定します。
仙腸靭帯に緊張を与えてくれるので、安定性に繋がり仙腸関節が緩みにくくなるというような形です。なので、仙腸関節って緩んで痛くなることもあるし、動きが悪くて痛くなることもあるので、こういった感じで靭帯を動かすその後安定させるとどちらにも対処できるので、ぜひやっていただけたらなと思います。
仙腸関節痛への評価からマニュアルアプローチのまとめ
仙腸関節痛へのアプローチということで、簡単な評価から改善方法までをご紹介させていただきました。1upアカデミーでも、こういう治療系の動画も今後どんどんアップしていきます。
今はね原理原則ということで身体に対する見方だったりとか評価の仕方・スクリーニングなんかもやってますけども、今後は症例別・疾患別もやっていく予定です。
ぜひ、1upアカデミーのご検討をよろしくお願いいたします。
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